海外EFT、株取引で必要な知識をまとめてみました
海外の投資商品を扱うには、売買手数料、為替手数料など手数料が多くかかります。
そのため、デイトレードでは手数料負けしやすいです。
そのため、じっくり安値を待って、購入して長期的な値上がりを期待するのがよいです。
海外EFTと米国株の売買を行うための情報を以下よりまとめていきます。
参考になれば幸いです。
立会時間
米国時間
8:00〜9:30 プレマーケット
9:30~16:00 昼休みなし
16:00〜20:00 アフターマーケット
日本時間
◆標準期間:23:30~翌6:00 (プレ、アフターを含めると22:00〜10:00)
◆サマータイム期間:22:30~翌5:00 (プレ、アフターを含めると21:00〜9:00)
※サマータイム:3月第2日曜日〜11月第1日曜
外国株口座
海外商品の取引を行う場合の口座の証券会社毎の比較です。
メリット・デメリットを認識して、自分に合った証券口座を使えるように準備しましょう。
投資商品
EFT
地域、業種など大きな単位に投資する投資信託の一種。
株式のように上場しており、リアルタイムに売り買い出来るという点が異なります。
個別銘柄への投資には知識が入りますが、そこまで知識がなくても投資できるという点で、 向いていると言えるかもしれません。
海外EFTで手数料が安く絶大な人気を誇るバンガード社のEFTがあります。
右肩上がりで成長し続ける米国を中心に投資を行っているEFTが有名です。
投資額
EFTは信託報酬が0.0X〜とかなり安いですが、
購入手数料が「約定代金の0.45%」(マネックス証券)の手数料がかかり、
無視できない金額になっていきます。
下限、上限の手数料はマネックス証券では以下の通りになっています。
最低手数料:5ドル(米)
上限手数料:20ドル(米)
下限上限の手数料を払う際の約定金額を計算してみると以下の通りになります。
5ドル(下限):1,111ドル(5 ÷ 0.0045)
20ドル(上限):4,444ドル(20 ÷ 0.0045)
よって、1,111ドルよりも約低金額が安いと、約低代金に占める手数料の割合が増えてしまいます。
4,444ドルよりも約低金額が高いと、約低代金に占める手数料の割合が減り、効率が良くなります。
手数料と約低金額を円換算
1ドル120円とすると
手数料 | 約低金額 | |
---|---|---|
下限手数料(5ドル) | 600円(5×120) | 133,320円(1111×120) |
上限手数料(20ドル) | 2400円(20×120) | 533,280円(4444×120) |
最低13万以上の約低金額、53万以上購入すれば、
手数料が2400円で固定となるため、どんどん安くなっていきます。
税金
日本 | 海外 | |
---|---|---|
売却益 | 20.315% | 0% |
配当金 | 20.315% | 国により異なる。アメリカ10% |
配当金に関しては、2重で税金が取られてしまうため、
「外国税額控除制度」を利用し、確定申告することで
払いすぎた税金を取り返すことができます。
外国税額控除制度
- NISA口座は適用外(日本の税金が免除されているため)
- 3段階の控除(所得税 → 県民税 → 市民税)
口座に入ってくる配当金は、海外の現地課税、日本での課税が
行われた後の残りの金額となっています。
2重課税を調整するために、確定申告で「外国税額控除」を利用して還付金を受け取ります。
確定申告する際には以下が参考になります。
SBI証券の外国税額控除制度についての説明
確定申告は手間なので、年間配当額が10万以上から確定申告するケースが多いようです。
取引ツール
マネックス証券のTradeStaionを開いて初期設定してみる
ドル両替
為替は専門家でも読むのが難しいです。
基本的には、80円〜120円の範囲で動いています。
よって、平均交換レートが100円となるように交換していけると理想的。
ドル購入ルール(マネックス証券)
当日受付締切時間(※) | 約定為替レート | 取引画面への反映時間 | |
---|---|---|---|
米ドル | 14時30分 | 14時30分~15時の間に決定 | 日本時間20:30頃 (米国夏時間適用時は19:30頃) |
※ 日本の非営業日の場合は、翌営業日受付となります。
投資・運用方法
一例ではありますが、
初心者の場合、米国株よりもEFTの購入が良いようです。
※ 知識がさほどいらず、配当金も2%〜3%とそれなりに高いものが多いです。
購入は時間分散することが最も重要です。
できれば、〜ショックのときに購入するのが
最も利益につながります。
ドルキャッシュを作ったら、
ゆっくり時間をかけて、指値待ちで7%〜10%ぐらい下落するのを待って
購入していくとよいです。
200日移動平均線を下回る価格が理想的。
〜ショックに備えて、資金の全てを投資するのではなく
常に10%〜20%はキャッシュを保持しておくと平均単価を下げることができます。
投資用ツール
海外株、EFTを手軽に見るためのチャート
→ ログインなどが不要でSymbolにティッカー(英字の銘柄コード)を入力すると、すぐにチャートが見れます。
(2017/02/19 追記)
yahoo ファイナンス(米国)
→ 過去に参照した銘柄の株価をさっと確認できます。