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株式と投信のメリットを持つ、EFT(上場投信)とは?

EFT(上場投信)とは?

株式市場に登録されている投資信託
日経平均、米国優良株のS&500といった指数に対する投資を行います。

自然と分散投資ができる。
投資対象の指数は、数十〜数百の多数銘柄から構成されているため。

株価同様に価格が常に動いていて、株と同じように売買が可能です。

運用経費(信託報酬)がかかります。
ただし、投資信託よりも安い傾向があります。

購入

注意点

■投資対象の商品が少ない
日本はEFTの歴史が浅いため。
ただ、人気が上昇中のため、今後は銘柄が増えていくことが予想されます。

■信託報酬がかかる
自由に売買できるが、信託報酬(運用管理費)がかかります。
信託報酬は信託報酬率/365の割合で毎日価格から削られます。

■売買手数料がかかる
株式同様に売買には手数料がかかります。
ETFは、長期保有向きの商品のため、短い期間で売買するのにはあまり向いていません。

カブドットコムのみで、売買手数料のかからないフリーETFが売られています。

■最低購入価格が高いがかかる
高いものだと10万以上、最近は1万を切るものも出てきています。
投資信託のような毎月の積立は厳しい可能性があります。

購入対象

上場市場、投資する規模・業種などを考え、投資先したい先を決めます。
一般的には日経平均株価や米国相場に連動するEFTを選択する人が多いそうです。

選択肢が多く人気があるのは、海外EFTです。
国内EFTよりも遥かに多い商品ラインナップが存在し、業種別、地域別の銘柄などがあります。

取引

買い建てだけでなく、売建ても可能で、値下がり益も狙うことが可能です。
証券会社によって異なりますが、指値や成行の注文も可能です。

海外株式、EFTに強い証券会社

取引条件

証券会社 手数料 指値期間 時間外取引 注文方法
マネックス証券 安い 約90日 成行・指値・逆指値・ツイン指値など
SBI証券 安い 7営業日 × 指値のみ
楽天証券 高い 当日 × 成行・指値

マネックス指値期間が90日(じっくり安値を待って狙い撃ち可能)、時間外取引も可能と
他の証券会社を凌駕する取引条件を持っています。
指値以外にも逆指値やツイン指値などが行える面もメリットです。

手数料

1ドル100円計算で、10万円分の株を購入した場合、以下の通りとなります。
(2016年11月時点)

証券会社 手数料 手数料のルール
マネックス証券 500($5) 約低代金のの0.45%/最低5$ 最高20$
SBI証券 500($5) 約低代金のの0.45%/最低5$ 最高20$
楽天証券 2500($25) 1,000株まで1約定25$/その後は1株0.02$加算

マネックス証券SBI証券は、1ドル100円換算とすると。
30万で1350円、40万で1800円。2000円以上にはならないです。
楽天証券は最低でも2500円はかかる。マネックス、SBIは、手数料安いですね。

EFT購入時のチェックポイント

最低限以下の項目についてチェックしておきたいです。

手数料

売買手数料、信託報酬(運用コスト)がかかります。 売買手数料は上記に記載したとおり、証券会社毎に異なるので、
取引を行う証券会社は、慎重に選んで下さい。
インデックス系のものは、価格変動は同じような動きをするため、
信託報酬が安いものを選ぶと良いと思います。

純資産高と売買高

純資産高が極端に低いものは、上場廃止になる場合があります。
そのため、純資産額は30億以上あることが安心と言われています。
売買高が低すぎると売買がしずらい、人気が低い傾向があるため、注意が必要です。

連動指数と値動きがあっているか

ETFの取引価格と連動対象の指数との差を「トラッキングエラー」といい、
この大きさでEFTの良し悪しを判断することができます。

ラッキングエラーが1%未満なら、適正。
ラッキングエラーが2%以上の場合は、しっかり運用できているか怪しいです。

注目EFT

フリーEFT

売買手数料が無料となるEFTカブドットコム証券のみであります。
かかる費用は信託報酬のみ。有り難いサービスですね。

※2015年4月30日時点の情報

銘柄コード EFT 単元株 信託報酬 概要
国内 1593 MAXIS JPX日経インデックス400上場投信 1 0.078% JPX400採用銘柄が投資対象。財務や経営が優秀な400社で構成
国内 1346 MAXIS 日経225上場投信 10 0.17% 日経225の株価指数への連動
国内 1348 MAXIS トピックス上場投信 1 0.08% TOPIXに連動。日本の経済成長を丸ごと買い
国内 1597 MAXIS Jリート上場投信 10 0.25% 東証REIT指数連動。分配金は年4回
海外 1557 SPDR S&P500 ETF 1 0.09% 世界で最も純資産残高が多いETF。米国市場の成長に投資する商品。配当は年4回(3、6、9、12月 配当率は2%未満)

MAXIS Jリート上場投信

リート(不動産)への投資は、配当金(分配金)目的の人が多いです。
Jリートは、税制上のルールにより利益の大部分が分配金に回る仕組みとなっているため、
一般的に株式よりも高い利回りを期待できます。

また、収入源の主が賃貸収入なので、分配金の持続安定性があります。
MAXIS Jリート上場投信の分配金は3月・6月・9月・12月の年4回になっています。
分配金が多く出るため、価格的にはあまり上がらない傾向があります。

海外EFT

カブドットコム証券で買えるフリーEFT以外に、
人気の高いEFTが、海外EFTには多くあります。
その中でも手数料が低く押さえられていて、注目されているEFTは以下となります。

※2016年6月30日時点

EFT ティッカーコード 信託報酬 配当 概要
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF VT 0.14% 年4回 利回り2.98% 投資先が47ヶ国で8000銘柄で全世界の市場時価総額の98%以上をカバー
バンガード 米国高配当株式 ETF VYM 0.09% 年4回 利回り3.52% 高配当の米国株に投資するETF。組み入れ銘柄数も427銘柄
バンガード・S&P 500 ETF VOO 0.05 年4回 利回り2.50% &P500指数,利回り実績と同等水準の投資成果を目指すETF、米国市場の主要銘柄を代表する500銘柄(大型株)で構成

ティッカーコード:海外の銘柄コードのようなもの