お金について楽しく学び、豊かな人生を送る

大事だけど軽視しがちなお金の知識に関して、有益な情報を提供していきます

失敗トレードを振り返り、投資判断を最適化する

損切りや利確スピードが遅い。
保有銘柄の情報を棚卸しすると共に
トレードルールや情報収集について見直して、パフォーマンスを上げる。

そもそもなぜ、損切りや利確に躊躇するのか

  • 利確と損切りの想定がないまたは、複雑で守れていない。
  • 株価確認時に想定よりも大きく下落している。
  • 通期の業績が良いので短期的な下落と判断し、元に戻らないレベルの下落
  • 保有銘柄の情報を掴むのが遅い

シンプルなルールへの更新、業績だけでなく市況を踏まえた取引、
そして、情報収集の効率化が課題。

具体的な保有銘柄から振り返る

現在保有している銘柄の状態を確認して、損切り・利確など
整理を進める。情報収集や取引の時間を減らす予定なので、シンプルにする。

田辺工業(1828)

昇格期待で値上がりして、買い増していったが、
いつまでも昇格しない状況。しかし業績が通期で見るとそこまで悪くないため、
保有し続ける状況となっている。

2/9の米国株の暴落時に大きく下げた際に売りが正解だったのか。
含み益が乗っている状態での淡い期待で含み益を逃したパターン。

昇格期待での値動きだったので、その期待が剥がれ落ちると下落に向かう。
米国金利上げの動きによる市況悪化の影響もあり、大きく下落。

低粗利案件の増加や販管費の増加などにより、直近の業績が低迷したが、
通期(5月14日発表の決算)は、+30%の見通しで、+20%のプラテン近くまでの
上昇を期待したい。そこまでに利上げもしくは別要因の市況悪化がこなければよいが。

学び

  • 暴落時に直近、軟調で利確する対象銘柄を選定しておくと良い。
  • 特別な材料がない状態での買い増ししたくなるような株価上昇は、期待上げ。期待通りに材料が出ない場合は利確や損切りを行う。

フェイスネットワーク(3489)

TATERU騒動の際に指値を入れており、購入。
即仕切り直しすべきだったが、損切りできず。
こちらもズルズル下落。逆張り投資のため、-5%の指値を入れるべきだったか。

現状の長期金利0.2%よりも上昇となれば、即利益悪化となるため、
金利の動きには注意が必要。
-6万とかになってくると損切り躊躇してしまう自分がいる。
11月の四半期決算で持ち直さなかったら、損切りかな。5月まで持てるか自信がない。

学び

  • 指値設定時に、同セクターでの悪材料をチェック
  • 同セクターでの想定していなかった悪材料の連れ安は、即切り。
  • 逆張り銘柄は、-5%〜-10%の逆指値を入れる。

モブキャストホールディングス(3664)

モブは、もう半値まで落ちてきている。どこまで持てるかの肝試しw
この銘柄は、倒産しないかだけを見ておいて、
あとは、利確できるまでひたすら待つしかない。

倒産するかの基準ってなんだろう。

学び

  • 短期投資銘柄は、-5%〜-10%の逆指値を入れる。   

日本ギア工業(6356)

ギアの売上激減による業績悪化、株主優待の改悪などにより株価低迷
株価が低いため、値下がりしてもポートフォリオに与える影響は少ない。
数年後の業績復活を目論んで保有するストーリーになると思うが。。

あまり保有する理由がない。
ただ、新規投資対象もないため、優待をもらって、プラテンまで
保有するという方針もあり。

学び

  • エントリー時のストーリーを明確にし、利確・損切りの徹底。

原田工業(6904)

クオカード銘柄かつ、1部昇格銘柄としての購入。
業績悪化により、かなりの含み損を抱えることになる。
辛うじて、1部昇格の材料を元に反発したが、直近の決算では、
為替による収益悪化と、売上原価率の上昇により収益を多く悪化させ、
今後の見通しも良くない状況。

優待をもらいつつ、5Gテーマなどを材料に業績回復を狙うか。
素直に損切るか。要判断。

学び

  • 優待拡充銘柄への不用意な投資は、痛い目に合う。
  • 同業の銘柄、この場合だとヨコオ(6800)などと比較しつつ、 投資判断をすべき。
  • どういった悪材料が出たら、即切りするかの想定しておく

同業他社と経常利益や有利子負債を比較する。強みをどこにあるか。
昇格、増配余地、配当性向の目標値など鑑みて判断すべき。

メディアスHD(3154)

優待クオカードの拡充と業績好調において、一旦上げていたものの、
一旦売りが続いた。
ただ、病院が医療材料の物流管理を外注化する仕組みのSPDにより
医療材料(消耗品)の販売が好調に推移しており、かつ配当性向も20%〜30%を目処に
配当を行っているもあり、安心して保有できそう。

優待銘柄としての保有なので、どこかでそれ以外の株は売却するかもしれない。

学び

  • 本銘柄も優待銘柄としての投資でも、業績確認を徹底、さっと確認できるように確認事項を挙げておく。
  • 分割後の優待権利以上の株について、エントリー時にストーリーを描いておく。

本銘柄は、契約を取る形のストック型のビジネスであったのが良かったと思う。
こういった点も投資の材料として確認する。

振り返り

  • 優待銘柄への投資時にも業績を踏まえる。
  • ボラリティーが高い銘柄や、逆張りエントリー銘柄は損切りを徹底。
  • 投資ストーリーが崩れた達成したことがわかるストーリを作る。守る。

各銘柄の振り返りによって学んだ内容について、具体的にどう投資行動に落とし込むかについて別記事でまとめてみる。