2018年3月 保有銘柄の売買ふり返り
今後の投資パフォーマンスを上げていくために、
保有銘柄毎の取引を振り返っていきたいと思います。
モブキャスト(3664)
目的
短期値上がり益
売買
1200円から990円まで下落した時点で、再度吹き上げを狙い、100株買い
上げの材料乏しく、徐々に値下がり。890円で100株ナンピン買い
800円でさらに100株ナンピン買い
ボラ高い、ゲーム株はここで打ち止めと考え、このあと買い増しなし。
ボラに応じて、小刻みエントリー。
投資資金投入の打ち止めは正しい判断だったと思う。
学び、今後の方針
ゲーム株は値動きが軽く、一時的にマイナス圏に入っても、
また上げるタイミングがあると踏んでのエントリーであったが、
長期塩漬けとなってしまった、反省。
ゲーム銘柄は期待されるゲームの配信タイミングなど全体の流れを掴み、
期待上げで売るのがセオリーと感じた。
ただ、自分の投資方針と合わないため、
今後投資対象として、ゲーム株は含めないことにする。
1200円、1300円あたりの値上がりを待ち、長期保有する。
フジ(8278)
目的
売り出し下落。高収益の逆張り投資
売買
増収増益の傾向があり、利回りは低めだったがそこそこ割安であったため、投資対象とした。
3200円からの売り出しで2600円付近までの下落のタイミングで200株買い。
その後、決算で13%増益だったものの、進捗率が例年よりも低かったため、
さらに売りが進み、2月の暴落も相まって、かなりの下落。
学び、今後の方針
業績の読みを深くする。
売上、経常利益などの数字だけでなく、売上の内容や業績の継続性を確認する。
フジで言えば、本業のスーパーの売上が伸び悩んだが、
関連子会社の売り上げ(持ち分法投資利益)で増益確保している現状を掴む必要があった。
業績復調の兆しはあるため、2018の通期の決算発表(2018年4月頃)に期待。
売り出しにおける逆張りのエントリーのタイミングは、
1ヶ月〜1ヶ月半ほど経ってから半月ぐらい値が落ち着いてきたタイミングが良いと思う。
焦って拾うと、落ちるナイフを掴むことになる。
高配当または、優待がよければ、値戻しは早いがそのどちらもなく
業績も良いというわけではなかったので、下落したままとなった。
田辺工業(1828)
目的
昇格値上がり益
売買
財務健全、割安、昇格フラグが立っていたため、993円で100株を打診買い。
順調に上げていた際の押し目の1114、1301で200株ずつ追加。
その後、2月頭の暴落で、含み損の世界へ。
学び、今後の方針
金利上昇による暴落懸念を察知できると良かった。
割安とはいえ、直近急上昇してきた銘柄の暴落時の下げは大きくなる。
最大1370付近から980ぐらいまでの-400円の下げとなった。
直近の業績も芳しくなかったが利益の先送りが期待されていたので、 期待上げしていたのも下げの要因の一つ。
今後の業績を見極め、基本長期保有。 昇格前後での一部売却も検討。
原田工業(6904)
目的
3000円クオカードをもらいつつ、昇格による値上がり益
売買
優待拡充による値上がり後の押し目の1116円で200株、買い。
学び、今後の方針
優待拡充タイミングでの投資は、刺さらないだろうという指値で入れたのでよかった。
かなり業績が良くて、逃したくないなどがない限りこのスタンスは貫くべき。
資産や業績を深く理解し、長期保有に耐えうるかを再度確認していきたい。
メディアス(3154)
目的
株式3分割、優待実質拡充による値上がり益
売買
株式3分割、優待実質拡充の発表後、3035円 200株購入。
押し目買いをせずに、高値づかみ。
その後、市場悪化時に2805円で100株買い。
学び、今後の方針
買えなくても良いから、しっかり押し目を拾っていくスタンスを守る。
特に暴落があって数ヶ月の場合は、思わぬ下落があるため、押し目を拾いやすい。
最初のエントリーによって、その後、気持ちよく保有できるかが決まる。
分割により、900株となるため、家族名義に変更するのも面白いかもしれない。
総括
ここまでのふり返りを踏まえて今後の方針をまとめてみる。
投資対象
- 中長期スタンスの投資のため、短期投資の銘柄(ゲーム、バイオなど)に手を出さない。
業績
- 直近の売上高、最終益で判断せず、収益の内容や継続性を確認し、見せかけの好業績を見抜く。
投資タイミング
- 優待導入、株式分割、好業績などのプラスの材料の場合、5%〜10%程度の押し目しか拾わない。
- 業績が悪くないが、公募増資などの悪材料での逆張りの場合は、1週間ぐらい下値が固まってからエントリー
- 昇格投資は、昇格条件や昇格フラグ、業績を鑑みて、早めに予定保有株数を買い切る。値上がり後の押し目は避ける