じぶん銀行 振込手数料におけるメリット
じぶん銀行の口座開設で9000円分ぐらいのポイントがもらえるキャンペーン(既に終了)をやっていたので、 口座開設してみました。振込手数料への特典がなかなかよさそうだったので、 簡単に調べてみました。
結論からお伝えすると、メリットは以下です。
- じぶん銀行本支店あての振込手数料が無料
- 三菱UFJ銀行あての振込手数料が無料
- 他銀行あて振込手数料が条件に応じて無料
じぶん銀行本支店あての振込手数料が無料
たとえば、夫、妻それぞれが口座を作り、夫の給与から生活資金を妻に振り込む場合などに 振込手数料を無料にできる。
三菱UFJ銀行あての振込手数料が無料
三菱UFJ銀行がクレジットの引き落とし口座になっている。
または光熱費の引き落とし口座になっているなど。
支払い用の口座となっている場合、じぶん銀行にある資金を振り込む場合にいつでも無料にできる。
他銀行あて振込手数料が条件に応じて無料
手数料が無料になる条件は、無料特典を受けるための「じぶんプラス」の各ステージになるための条件。 ステージに応じた無料回数が割当てられる。 他銀行への振込手数料が無料となるステージは+3 〜 +5
各ステージの特典とその条件
条件は達成が易しいものだけを記載
預入または、その他の条件の達成でそのステージと判定される
ステージ | ATM引き出し無料回数 | 他銀行への振込無料回数 | 条件(預入) | 条件(その他) |
---|---|---|---|---|
じぶんプラス+3 | 4回 | 1回 | 50万 | 預入10万かつ、(自動入金5万以上 または 外貨預金10万以上) |
じぶんプラス+4 | 8回 | 3回 | 100万 | 預入50万かつ、(自動入金5万以上 または 外貨預金10万以上) |
じぶんプラス+5 | 11回 | 5回 | 300万 | 預入100万かつ、外貨預金10万以上 |
各ステージの条件の考察
条件(その他)における達成の容易さについて考えてみる。
各ステージともに最低限の預入が条件となっているため、
他銀行への振込無料回数が欲しい方は、まず50万、100万が預入れられるかを検討する必要がある。
その上で、追加条件に関しては、
「自動入金5万以上」
じぶん銀行に積立貯金を行いたい場合に使う。
条件達成のためだけに積み立てて、また出金するなどは手間が増えるのでやりたくない。
※なお自動入金における入金元口座は、じぶん銀行の名義人と同じである必要がある。
「外貨預金10万以上」
意外と良い条件だと思います。
為替リスクを伴いますが、現状(2018年)直近の為替レンジは100円〜120円ぐらい。
余裕を持って15万預金した場合、10円動いたとしても1.5万ぐらいのマイナス。
値動きも行ったり来たりなので、すぐに損失が確定するということはない。また利益になる場合もある。
こちらはずっと預入しておけばいいだけなので、追加資金いらず。資金移動いらず。
絶対損したくない場合は、自動入金の条件を選んだ方がよいかもですね。
所感
じぶん銀行の他銀行あて振込手数料の特典について、検討してみましたが
住信SBIネット銀行と比べてしまうと無料回数や達成条件で見劣りしてしまいますね。
住信SBIネット銀行で300万預金すれば、他銀行へ7回まで振り込み手数料、無料にできる
住信SBIネット銀行は、目的別口座という口座内に仮想の口座を作ることが出来たり、 SBI証券へ資金移動がスムーズだったり、仮想通貨の取引所が使っている口座で 資金移動が無料になったりなどメリットが多いので、じぶん銀行は個人的にはサブのネットバンクとなりそうです。
生活資金の出し入れの口座(じぶん銀行)と投資絡みの口座(SBI銀行)という分けも
なくはないですが、預入の50万や100万を維持できるかが微妙なところです。
UFJ銀行への振込がつねに無料というのは大きいので、
なんらかの活用方法はあるかもしれませんので、今後も活用方法は検討してみようと思います。