NISA、積立NISA、ジュニアNISAの比較
積立NISAが新しく新設され、なんとなくは理解しているのですが、
運用期限はいつまでだっけ?上限いくらだっけ?とあやふやなところがあったので、
自分の備忘録も兼ねて、情報を整理してみました。
NISAと積立NISAの比較表
特徴 | NISA | 積立NISA | ジュニアNISA |
---|---|---|---|
対象者 | 日本に住む20歳以上の成人 | 同左 | 日本に住む0〜19歳の未成年 |
運用期間 | 5年(最長10年) | 20年 | 5年(最長8年) |
年の上限投資額 | 120万(累積600万) | 40万(累積800万) | 80万(累積400万) |
非課税枠 | 運用益、配当、普通分配金 | 長期積立投資に適した投資信託 | 運用益、配当、普通分配金 |
ロールオーバー | 5年過ぎて利益出て、120万超えても全額NISA枠に移管可能 | - | NISAと同じ |
引き出し | いつでも。引き出し金額のNISA枠は復活しない | 同左 | 原則、18歳になるまで引き出し不可 |
損益通算 | できない(損失は利益と相殺して節税できない) | 同左 | 同左 |
補足 | 将来積立NISAに統合するかも | インデックス投資の場合は、こちらを選択 | 20歳でNISAに全移管可能 |
ロールオーバー
運用期間を過ぎたタイミングで売却せずに新たなNISA枠を利用して、運用し続けること。
利確しないため、最初の基準価格で保有し続けることが可能。NISAでは最大5年延長で10年まで保有可能。
制度改正により、利益が出て、上限投資額を超えた場合でも、上限なしでロールオーバーが可能となった。
例) 120万投資。5年後、資産が140万となった。 限度額を20万超えるが、120万分のNISA枠で、ロールオーバー可能。
※ロールオーバーをする場合は、非課税期間が終了する前に、 NISA口座を開設している金融機関に「非課税口座内上場株式等移管依頼書」を提出する必要
NISA制度の効果検証結果(金融庁)
NISA利用の現状について面白い検証結果があったので載せておきます。
年代別の口座開設数、買付け金額、売却額、保有期間など。