信用取引で必ず知っておきたい追加保証金(追証)
追加保証金
信用売りは、最低保証金額(一般的には30万)があります。
これを下回ってしまうと、追加保証金(追証)を要求されます。
その後、追加入金を行わないと、強制的に決済されてしまいます。
追加保証金ルール
カブドットコム証券の場合のルールを記載します。
最低限以下の条件を維持する必要があります。
2017年2月4日時点
最低保証金額 | 委託保証金率 | 最低保証金維持率 |
---|---|---|
両取引の保証金を合算して30万円 | 両取引の建玉を合算して30% | 両取引の建玉を合算して25% |
最低保証金額維持率を下回った場合、委託保証金率(30%)まで回復するように
入金する必要があります。
この委託保証金が追加保証金(追証)を指します。
下回った場合は、下回った日の2営業日後の正午までに、追証を入金します。
入金がされず、5営業日経過後または、保証金維持率が20%を下回った場合、
強制決済(売り建玉が反対売買)されてしまいます。
注意点
一度、不足金が出た場合、株価が上がって、不足金が解消されたとしても
不足金の入金が必要となります。
保証金余力は余裕を持たせて入金したいですね。
関連用語
保証金余力
保証金が最低保証金額(一般的には30万)を
どれだけ上回っているかということ。
保証金余力が10万円ということは、
預けてある担保が、30万円を10万円上回っているということを意味します。