SBI証券 確定拠出年金の詳細ルール
掛金の拠出
掛金額
単位:1000円単位
掛金の制限:5000〜23000(企業年金制度がない一般のサラリーマン)
掛金額の変更:1年に1回。4月の掛金から翌年の3月の掛金の間に変更可能。
拠出方法
掛金の口座振替:毎月26日(休日の場合は翌営業日)
払い方:毎月積み立て。前納や追納、一括払込みは不可
掛金配分:1%単位で運用商品に配分が可能
拠出停止:自発的に停止可能
積立資産の預け替え(スイッチング)
単位:保有商品の全部、または一部の口数を売却して別の商品を購入可能
コスト:商品によっては解約手数料(信託財産留保額など)を徴収されたり、元本保証商品であっても
償還前の場合は必ずしも元本が保障されない場合がある。
スイッチングは必ず「売却」と「購入」をセットで申し込むことになります。
スイッチング受付から購入の流れ
以下はSBI証券における各投資信託における目安の日数を記載しています。
正しくは、各投資信託の購入画面にて確認をお願いします。
投信種類 | 受付日 | 約定日 | 受渡日 |
---|---|---|---|
国内向け | 当日? | 当日or翌営業日 | 約定日から3〜4営業日 |
海外向け | 当日? | 翌営業日or翌々営業日 | 約定日から3〜6営業日 |
当日扱いの時間:営業日における〜15:00、以降は翌営業日扱いとなります。土日祝を挟むと次の営業日となります。
バランス型など複数の資産クラスが絡む投資信託ほど、手続きに時間がかかるようです。
実際は、解約後に購入まで行うので、
国内向けの投信のスイッチングを行ったと仮定すると、
最短でも解約(4日)+購入(4日) = 8日ぐらいはかかり、
海外向けでは、10日以上はかかると思われます。土日祝を挟めばさらに長くなっていきます。
商品の運用
SBI証券の場合、確定拠出年金に加入した直後は、「スルガ確定拠出年金スーパー定期(1年)」 に100%配分されています。
スルガ確定拠出年金スーパー定期(1年)の商品情報
→ 途中解約しても元本割れしないです。途中解約の安い利子が付く(マイナスにならないのが重要)
投資判断は各個人で行うと思いますが、
運用方法について少し検討してみました。参考までに。
基本スタンス
- 元本保障商品のため、待機資金は基本、ここにおいておきます。
- 30代、40代、50代とリスク資産の割合を減らしていく場合は、債権比率を上げるもしくは、 元本保障商品(スーパー定期など)の割合を増やしていきます。
投資パフォーマンスを上げる
- リスク資産は株式だとすると、日経平均・NYダウなどで長期的にみて、 下降トレンドの場合にリスク資産高めにして、上昇トレンドの場合は低めに設定するなどすると パフォーマンスが上がります。(安く仕入れておいて、高くなったときに、利益を出すため)
- 商品選びのポイントとして、運用手数料(信託報酬)が低いことが重要ですが、 スイッチングを考えている場合、解約手数料(信託財産留保額)がある投資信託かも確認しておく
ゴールを目指して
- 60歳の拠出終了までにリスク資産で得た利益確定して、債権や元本保障商品にスイッチングしていくことが重要
- 最低半年に一回は、資産状況の確認や拠出割合の見直しを行うと良い
確定拠出年金まとめページ
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メリット・デメリット、運用方法、確定拠出年金額の控除、受け取り時の節税方法などを押さえていくと完璧です。