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病気になりにくい体質を作るために体温を上げよう

体温が下がると免疫力は下がる

健康な人の平熱は36.5〜37.1度。
※ よくある水銀体温計の「37℃」の赤い線、あれは「発熱」ではなく「平均体温」を示す線
36度以下の低体温の人が増えています。

体温が上がると血液の流れがよくなり免疫力が高まります。
血液は、体の細胞に栄養と酸素を送り届けて、
かわりに老廃物を持ち帰る働きをしています。

体温が下がると血流が悪くなり、免疫力が落ちて、老廃物が除去されづらくなり、
白血球の働きも弱くなり、ウィルスや細菌に負けて病気を発病しやすくなります。

病気になりにくい体質を作るには、
まず、自分の平熱を知り、低体温であるかどうかを確認します。
低体温の場合、血流を良くして、免疫力が上げる対策をする必要があります。

平熱の図り方

  • 3〜4日間、朝・昼・晩の体温を測って、平均を出します。
  • 食前や食間に検温する。食後すぐは、体温が上がるため。
  • 図り方ポイント1:体温計の先を「ななめ下から」脇下一番へこんだところに当てる
  • 図り方ポイント2:図る方の腕の手のひらを上向きにするとワキがしっかりしまります

体温が下がると、どうなる?

  • 白血球が充分に機能せず免疫力が低下する
  • ウイルスや細菌に負け、病気になりやすくなる
  • ガンが発病しやすくなる
  • 体温が1度下がると代謝が約13%も落ちる。低体温の人は痩せにくい
  • 起床後、体がだるくて布団から出られない
  • 花粉症などのアレルギー症状が出やすくなる
  • 肩こり、頭痛、腰痛、腹痛、生理痛、便秘、むくみ、不眠

とにかく、悪いことばかりですね。
最近、調子が悪い、元気ややる気がでないなど、体調が変わってきたら、
低体温になっていないか確認するタイミングかもしれません。

体温が上がると起こる良いこと

基本的には体温が下がった場合の逆の良いことが起きます。

  • 免疫力が高まり、病気になりにくくなる
  • 腸のぜん動運動が活発になり便秘や大腸がんの予防になる
  • 基礎代謝が上がり、太りにくくなり、肌ツヤが増し、若々しくなる
  • 脳の血行が良くなり、記憶力低下や認知症の予防になる
  • 体の不快(肩こり、頭痛、むくみ、不眠)が改善される

低体温の原因

そもそも、低体温にはなぜなるのでしょうか?
様々な原因があります。

  • 運動不足(家事の全自動化、車移動などによる筋肉量の低下など)
  • 甘い食べ物の食べ過ぎ
  • 不規則な睡眠などの生活習慣の乱れ
  • 偏った食事
  • 冷暖房の効いた室内で長時間過ごす
  • ストレスが多い

運動不足、食生活、不規則で不足している睡眠が主な原因のようです。

体温を上げる方法

運動

昔の人は、洗濯、掃除、料理は手作業で行う。
農作業を毎日行うなど、とにかく運動量が今より格段に多く、
平均体温が36.8度だったようです。現在の平均体温は36.2度だそうです。

筋力が低下すると体温も下がり、基礎代謝も落ちるそうです。
基礎代謝が落ちると内臓脂肪が増加してしまいます。

低体温の原因としてはいろいろありますが、筋力低下が最大の原因となります。
筋肉量を増やす生活習慣に改善していくことが重要です。

1日30分歩く

毎日続けられることが大事なので、通勤では1駅歩いて電車に乗る。
会社のフロアまで、階段を使って移動する。
毎朝、犬の散歩を続けるなど、自分なりに工夫して歩く時間を作ります。

もし、毎朝30分歩くことを体温の一番低い朝に行うと、
0.7〜1度体温を上昇させることができ、1日の体調が良くなり、
有酸素運動で毎日8gの内臓脂肪を減らすことができます。

ストレッチ

体が固いと血流も滞ります。ストレッチで体を柔らかくすることで
血流やリンパの流れが促進されます。

テレビを見ているときなどに、あぐらをかく状態で座り、股関節を伸ばすストレッチを行う。
仕事中、30分毎に伸びをする・体を捻ってストレッチをするなど、
日常の中に上手に取り込んでいくと良いです。

歯磨きのときにふくらはぎを伸ばす、
家のPC作業の息抜きにラジオ体操の一つの動きをやるなど、時間を有効活用したいですね。

深呼吸をする

ストレスを感じているときや感情が高ぶっているときは、
血流も悪くなります。

リラックスしている状態の方が、代謝も高まります。
深呼吸や、時間があるときは瞑想をするなど行うと、血流も高まり、免疫力が上がります。
ストレス軽減にも大きな効果があります。

イライラしたときは、トイレで深呼吸してみる。
デスクワーク中でも2呼吸ぐらい深く呼吸をしてみるとかなり気も落ち着くのでおすすめです。

食べ物

現代の食べ物、食生活は、体温を下げてしまう環境が整っています。
まずは、どういったものが体温を下げる食べ物かを知り、
自分ができる範囲で体温を上げる食べ物を取り入れていきたいですね。

体温を上げる食べ物

根菜類(人参、ネギ、ニラ)、生姜が特に良い

冬野菜は、体を温める作用があります。
夏野菜は、体を冷やす作用があります。夏野菜はトマト、レタス、きゅうりなど。
自然って良くできてますね。

根っこの野菜は、人参・ごぼう・生姜・じゃがいも・大根・かぼちゃなどなど
代表的な日本料理に出てくるものです。
日本食が優れているのは、このような野菜を中心とした料理が多いからなんですね。

煮物、お雑煮などあたたまる料理、
キムチ鍋などみんなでワイワイ食べれる料理で心も元気にしたいですね。

避ける食べ物

手軽で時間をかけずに食事を取ろうとすると、
体温を下げる食品を取りがちになりますが、できるだけ意識して避けていきたいですね。

  • 添加物の多いお菓子、レトルト食品、加工食品
  • 惣菜、外食、コンビニ弁当
  • コーヒーなどのカフェインは、交感神経優位にしてしまう。特に夜は控える
  • 冷たい飲み物

加工食品は、体を冷やすというか、栄養素が少なくなり、
不純物が添加されたことにより、体に不健康をもたらします。

これを解消するために体のビタミンやミネラルを余分に失ったり、
胃腸の機能が損なわれ、血流が低下し、結果的に体温低下につながっていきます。

食品添加物は多くの人に取って毒です。
国は安全なものだけを付加しているといいますが、あまり信用しない方がよいです。

加工食品の摂取が多い人は、怒りやすく、イライラします。
特に白砂糖は、ビタミンやミネラルを奪ってしまうため、
スイーツなどを多くとることはお勧めできません。

生活習慣

ちょっとした生活習慣の改善で健康を呼び込むことができます。

薬を乱用しない

化学医薬品は体を冷やす。
生理痛や生理不順などは冷えが原因だったりするが、
鎮痛剤を飲むなどで抑えている。

西洋医学流の抑える対処法ではなく、
つまりを取る東洋医学的な対処法である体温を上げて、不純物を流す対処が有効。
体温を上げることで自然治癒力を上げ、解決出来る病気は多いです。

食べ過ぎは控える

胃腸に血液が集中し、筋肉や脳、胃腸以外の臓器への血流量が減り、
体温が下がり、体が冷えてしまう。

さらに、食べ過ぎは血液をドロドロに汚す原因にもなり、
食べたものが消化しきれず、タンパク質や脂質、糖質を燃焼しきれず、
老廃物で血液を汚してしまうことになります。

白湯を飲む

日本で外食すると必ずといっていいほど、氷入りの冷たい飲み物がでてきます。
そのためか、冷たい飲み物を飲む習慣がついています。

ただ、冷たい水は体を冷やしてしまいます。
夏は難しいかもしれませんが、白湯(あたたかい水)を飲む習慣を付けると
体温を上げることができます。

白湯を飲む効果としては他にも寝る前に飲むと、寝付きがよくなる。
便秘が解消される。リラックス効果があるなどの効果があります。

その他

  • 冷房の設定温度を高めにする
  • 寝るときは靴下を履かない。体温を奪ってしまう
  • 座る・歩く姿勢が悪い

良い姿勢は血流を良くして、体温を上げることができます。
脳に血がいきやすくなり頭の回転も上がるという効果もあるそうです。