お金について楽しく学び、豊かな人生を送る

大事だけど軽視しがちなお金の知識に関して、有益な情報を提供していきます

損失が出たら、節税のために損益通算する

損益通算とは?

株や投信で損が出た場合、確定申告をすることで他の口座や商品と「損益通算」が可能です。
要は損と利益を相殺すること。そして、払いすぎた税金を返して貰います。
(株取引で源泉徴収ありの特定口座などを開いている場合など)

もし、「損益通算」してもマイナスが残ってしまった場合は、
翌年以降3年間に渡って利益利益から引くことができます。(3年間の繰越控除)

損益通算できる金融商品

下記のグループ内では損益通算が可能です。

・グループ1
日本株(ETFを含む)、株式投資信託、外貨MMF

・グループ2
商品先物日経平均225先物、くりっく365(FX)、非くりっく365(FX)

損益通算できない金融商品

・配当所得
日本株配当(総合課税の場合)、株式投資信託の償還・解約金・分配金(総合課税の場合)
、外国株、海外ETFの配当

・雑所得
外貨預金の為替差益(総合課税)、純金・プラチナなどの積立(総合課税)

3年間の繰越控除

2015年に50万の損失(利益と通算結果)を出した場合、2018年までの利益から損失を差し引く事ができます。
損失を繰り越すには毎年確定申告が必要です。