トレード記録の付け方
なんとなくトレードを行い、なんとなくトレード結果を捉えている人が全体の9割だそうです。
なんとなく管理しているのでは、安定して目標利益を上げていくことはできません。
トレードルールを作成・検証し、改善していくことが安定して勝つトレーダーとなるための道となります。
トレードルールの作成について学んだことは下記に記載してきました。
トレーダーズバイブルを学び尽くすまとめ
今回はエントリー、手仕舞い時の記録の付け方について、まとめてみます。
エントリー(仕掛け)記録項目
項目 | 説明 |
---|---|
注文日時 | - |
コード | 株式のケース |
銘柄名・通貨ペア | - |
売買 | 買いエントリー or 売りエントリー |
注文種類 | 成行、指値、逆指値 |
取引数量 | 何株、何通貨ペア、何枚 |
注文価格 | - |
成立日時 | - |
成立価格 | 注文価格と成立価格はずれる可能性あり、成立した価格を指す。 |
スリッページ | 注文価格と成立価格の差。有利な方向に動いた場合 +、不利な方向の場合、-で記録 |
ATR | 1日の平均最大値動き、ATRを表示可能なチャートシステムもあるがエクセルで算出も可能。 |
ユニット換算 | ユニットとは? 小数点以下2桁まで計算 |
仕掛けの理由 | 大事な項目。トレードルールに沿ったトレードができているかを確認できる |
上記は参考の項目で継続できるレベルの記録を付けることが重要。
自分に取って不要なものは外す。
手仕舞い記録の項目
項目 | 説明 |
---|---|
注文日時 | - |
コード | 株式のケース |
銘柄名・通貨ペア | - |
売買 | 売り決済 or 買い決済 |
注文種類 | 成行、指値、逆指値 |
数量 | 分けて決済した場合は複数行に分けて記載する |
注文価格 | - |
成立日時 | - |
成立価格 | 注文価格と成立価格はずれる可能性あり、成立した価格を指す。 |
スリッページ | 注文価格と成立価格の差。有利な方向に動いた場合 +、不利な方向の場合、-で記録 |
値幅 | 利益幅、損切り幅 |
損益 | 手仕舞いの結果の差益 |
スワップ | FXでもらえる金利のようなもの。スワップ = 他国金利 - 日本金利 |
手数料(往復) | - |
差引損益 | 損益 + スワップ - 手数料 差引損益のこと |
N換算 | N = ATR(1日の最大値動き) ATR単位でどのくらい上下したがを記載する |
手仕舞い理由 | 理由のない手仕舞いは2流のトレーダーにはよくあることらしい。必ず記載するようにする |
参考にした本
トレーダーズバイブル