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お金と健康について学び、豊かな人生を送る

大事だけど軽視しがちなお金、健康の知識に関して、有益な情報を提供していきます

トレーダーが学ぶべき資金管理 (1トレード当たりの適切な取引量)

株式、FXを行うトレーダーの8割から9割が損失を出している。
この理由の多くは「資金管理の失敗」によるものだそうです。
売買シグナルだけを切り出して勉強しても勝ち組にはなれない。

多くの人がなんとなく行っている資金管理についてしっかり理解することが
勝ちトレードを継続していく第一歩となります。

今回はトレーダーズバイブル2章の資金管理について学んで行きます。

1. 資金管理とは?

「破産しない範囲で最大限の資金効率を目指す」ことだそうです。

1.1 破産しない範囲の確認

破産確率を求めるサイト
SmartFX

上記サイトは 投資資金、勝率、平均利益、平均損失、1回の投資で取るリスク(一回でいくら投資するか)を 入力することでどのくらいの確率で破産するかを確認できる。
ちょっと怖いですが、確認しておくことで正しい資金管理を理解できます。

1.2 最大限の資金効率

極端な話をすると、1億円の資金がある人が100万円の投資をして、30万円利益を上げても トレードに成功したかと言われると、疑問が浮かびます。

どの程度のリスクを取るとどの程度の損失があるのか、その感覚をつかむことで 適正な1回の投資金額を理解することができるようになり、資金を有効活用することができるように なっていきます。

2. 資金管理の手順

タートルズ流の資金管理方法を学んでいきます。
タートルズ:生きながら伝説となった2人の天才トレーダー、リチャード・デニスと ウィリアム・エリックハートが作り上げたトレーダーチームの名称。

1.取引する銘柄の値動きを把握する
2.自己投資資金を把握する
3.1,2を元にその銘柄の1回の取引量を決める

3. ユニットとは?

1回の取引量を「1ユニット」と呼ぶ。

1ユニット = 1回のトレードで取っても良いリスクを取る取引量

1回のトレードで取っても良いリスク :投資資金の1%のリスク/日  
取引量 :商品先物では1枚、株式では1単元、FXでは1万通貨単位と扱うものにより異なる。  

投資資金が100万円の場合、1取引で1万円までのリスクまでを許容する。

集中投資をするとリスクが高まるが、
横断的に投資していると自分が取っているリスク量の把握が困難になっていく。

これを把握しやすくするための単位が「ユニット」
取引量が決まった瞬間にリスク量も決めることが可能となる。

アマとプロの違い

トレードを仕掛けた瞬間の思想に違いがある。

マチュアは儲けることばかりを考えるが、プロは常に失敗を想定し、 大失敗をしないトレード手法を選択する。

トレード手法が資金管理とリスク管理と一体化していることで、 大失敗をしないリスク量を導き出すことが可能となる。

4. ユニットの計算方法

タートルズのユニットの計算方法

1. 投資用資金 × 0.01 = A -- 投資用資金の1%

2. 取引単位 × ATR = B -- 対象銘柄の最小単位のトレードをした際の1日のリスク

3. ユニット = A ÷ B  ※取引単位に応じて四捨五入

取引単位は株であれば、単元株(100株 or 1000株)。FXであれば、1万通貨単位といった最小取引単位を指す。
初心者はこの単位が大きすぎて1回に投資資金の30%ロスするという目にあうことが多いそう。

4.1 ATRとは?

Average True range = 1日の最大値動きの平均

True rangeは直訳すると実際の値動きだが、主旨としては1日の最大値動きを表す。

5. ユニットを計算してみる

5.1 米ドル/円でのユニット計算

投資資金1%の算出
A = 1000万(投資資金) × 0.01 = 10万  ・・・一日に取れるリスク

FXで米ドル/円を取引する場合で、ATRが0.8円(1日の最大値動き)とすると。
B = 1万通貨 × 0.8円 = 8000円 ・・・取引単位あたりの1日の損失

ユニット = A ÷ B = 10万 ÷ 8000円 = 12.5万通貨

投資用資金1000万のトレーダーがATR0.8円の時に米ドル/円をトレードするとしたら、 1ユニットは1万通貨単位の会社では四捨五入して13万通貨単位になる。

1回トレードで1ユニット(13万通貨単位)まで取引が可能という意味。

この1ユニット単位で取引を行う。1ユニットは1回のトレード量であり、それ以上に建玉を 増やせないということではない。チャンスがあれば、取引量を増やす。

もう一つの他のパターンでも計算してみる。

5.2 日経225ラージでのユニット計算

1000万 × 0.01 ÷ (164 × 1000) = 10万円 ÷ 16.4万円 = 0.6枚

日経225ラージではATR=164円とした場合、投資用資金1000万円では日経225ラージは取引できない。
四捨五入して1枚としたいところだが、追加チャンス時に2枚としたときに 本来の3枚(0.6 × 3 = 1.8枚)を超えてしまい、乖離が大きくなってしまうため。

1ユニットの取引量が1を切った場合は取引不可とする。(タートルズ流では)
このように1枚が1000株などの大きな取引単位では注意が必要。

続いて、1日のリスク管理方法、適切な合計取引量の決め方について学んでいきます。
トレーダーが学ぶべき資金管理 (適切な合計取引量) - お金と健康について学び、豊かな人生を送る